気を付けたい薬物問題!

 薬物問題は高校、中学でも習いますよね。大学でも同じです。ですが、大学生は高校、中学に比べて、圧倒的に薬物依存になる可能性が高いです。精神的にも身体的にも自立した大学生だからこそ狙っている輩も少なくありません。今回は薬物がどうして禁止されているのかという根本のお話を紹介します。

薬物とは

 それでは、そもそもの薬物とはどのようなものを指すのでしょうか。薬事法第二条によると

  • ヒトの体の構造または機能に影響を及ぼすもの
  • 疾病の診断、治療または予防に使われるもの

と定義されています。

誤解を招かないように注意をしたいのですが、そもそも「薬物」自体は医療でも活躍する一般的に害のないものなのです。

薬物乱用とは

 では、もともと害のない薬物がアウトになる薬物乱用についてみてみましょう。

薬物乱用

  • 医療目的から外れた用法・容量で必要以上の大量の薬物を時々、または絶えず使用する行為
  • 酒などを健康、社会生活を破綻させるほど摂取すること
  • 使用規制されている薬を違法に入手使用すること

 先ほども言った通り薬物は医療目的で利用されています。しかし、上記のとおり誤った使用法、容量を超えた際、薬物乱用と規定されます。

 それでは、どのような薬物が薬物乱用の対象になるのでしょうか。詳しく見てみましょう。

薬物乱用の対象

  • 薬本来の目的から外れ、「その薬を飲まずにはいられない」という状態に容易に陥らせるもの
  • その性質のために、不正取引の材料となるもの
  • コカイン
  • アヘン類…ヘロイン、塩酸モルヒネ
  • 覚せい剤…アンフェタミン
  • 向精神薬…鎮静剤、催眠剤
  • 大麻類…マリファナ、ハシッシュ
  • 幻覚剤…LSD、メスカリン

 聞いたことのあるものも多いと思います。不正取引とあるように、快楽の目的としてのみならず、商売道具として利用されている場合もあります。歴史などで習うアヘン戦争などもよい例ですね。

薬物を乱用したときの症状

 では薬物乱用がどのように身体に影響を及ぼすのでしょうか。見てみましょう。

薬物依存

 生態と薬物の相互作用の結果生じる、特定の精神的、または身体的状態を合わせて言う。特定の状態とはある薬物の精神的効果を体験するため、もしくは退薬による苦痛から逃れるために薬物を継続的あるいは周期的に摂取したいという強迫的欲求を常に伴う行動やその他の反応によって特徴づけられる状態をいう。(WHOによる定義より)

 薬物依存には主に精神依存と身体依存が存在しています。

精神依存…強い欲求のため、その薬物の使用を石でコントロールできない脅迫状態。薬物を探すといった行動がみられる。

身体依存…その薬物が常に存在しなければ代謝が正常に行われなくなるため、薬物が切れると激しい肉体的障害(*禁断症状)が起きたり、ときには死に至ることもある。外部から強制的に行わなければ薬物をやめることができない。

耐性…薬物を反復使用しているうちに、容量の有効部分が次第に減少し、低用量で当初に達成された効果を得られなくなり、容量の増加を必要とする現象。

禁断症状…薬物の血中濃度の低下で出現する不快な身体症状(不眠、不安、発汗、痙攣発作など)

薬物乱用の悪循環 

 薬物依存が厄介なのは悪循環によって薬物の回避が難しくなってしまう点です。また一度使用を中止しても、後遺症に苛まれることがあります。薬物の反復使用により、精神依存になると使用中止するたびに強い要求が現れ、次第に耐性が獲得されます。耐性により使用量が増加すると身体依存になります。この段階になると禁断症状により、離脱がより難しくなります。そのたびに激しい苦痛を味わうことで、また苦痛の回避を求めるようになり、薬物の反復使用へとつながるのです。

まとめ

 薬物依存は幻覚、幻聴など精神的な症状だけでなく身体にまではっきりと症状を残します。最初に言ったように大学生は先輩や社会と触れる機会が多くなる分自分の身を守ることが今まで以上に必要となります。手を染めたとき、絶望と後悔しか残りませんよ。

harukata

「大学では何をするんだろう?」「実際の授業はどんなの?」と思っている方のために大学の授業内容や、現役大学生に向けて、知っておくべき社会の問題などを主に紹介しています!将来に少しでも不安を感じている方の力になれれば幸いです。

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